山梨北杜へ。

5月で国分寺のアトリエもコチラへ移動。
学生時代から数えて14年を過ごした国分寺を離れ、
今、山梨北杜市須玉町というところに居ます。
(写真は、母屋隣の納屋。新しいHouseの工房①。HP記載のアトリエ住所、変更しました。)

ここは、町から少し離れた集落。中央道・須玉インターを降りて、
141号道路から瑞牆山や増富温泉に向かう23号から少し入ったところ。
塩川という川沿いの静かな場所です。そんなに山の中ではないけれど、鳥の声、水の音、目の前のたくさんの緑や土が心を落ち着かせてくれます。
築100年を超える(はっきりとは分からないらしい。)古くて大きな平屋、
それに、仕事場にする横長の納屋と畑・庭(僕たちには充分過ぎるほど)があります。
聞けば豊かな暮らしのイメージですが、まだ'暮らす'にはほど遠い状態。
足の踏み場がない程、段ボールを開けることも出来ない程、
まだまだ先が長いトンネルの入り口です。

もちろんまずは、大片付けとゴミ捨てから始まります。
今は随分前から納めてあった古い荷物の分別作業。
先日は建築現場においてあるような、4トンのゴミコンテナをお願いして、
分別しにくい大きいゴミの片付けに着手。4トンと言えば、なんでもそれで解決!なんて思っていたら、ほんの数時間で3分の1程が埋まってしまい、慌ててコンテナの中の整理したり、解体できるモノは出来るだけ解体したり、なんでもかんでも効率悪く進みます。
それでも、先日は壊れていたボイラーの交換と200Vの電気工事(溶接作業に必要な)が完了の予定。で、一つずつの解決に大きな喜びを感じながらゆっくり進んでいます。
初めて、家でお風呂に入れた時は、本当に安心したし、嬉しかったな。

6,7月は展示もなく、こちらに集中の予定。

昨日はkuriのかつさんにも手伝って頂き、台所の新設のため、土壁を壊す作業でした。
東側の薄暗かった部屋(昔は味噌醤油など保存食をつくっていた部屋だっだそう)も
二部屋が繋がって風が通り、いいイメージが膨らんできました。

この家に来て10日目。
まだまだキャンプ状態の日々が続きそうです。


update : 2015/06/04 - 6:18 AM

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