例えば、ラジウムラインを辿って行くOne day trip 2018

ここOn the riverは国道141号線からラジウムラインに入り、塩川沿いに上がったところに位置しています。昨年も、四国から、大阪、静岡、新潟、東京など遠いところからも足を運んで頂きました。車だけでなく、高速バスや電車からバスに乗り継いで(「平」という停留所からすぐなのです。)来て下さる方も沢山いらっしゃいました。
そしてそんな皆さんにとよく聞かれます。
「足を伸ばしてどこかいいところありませんか?」


そんな目線で私たちも、先日増富へ出かけてきました。
温泉旅館に一泊して巡る1day trip。



不老閣へ。
増富にはラジウム温泉の湧く幾つかの温泉旅館があります。今回はその中の一つ、友人お勧めの天然の岩風呂を目当てに、家族で「不老閣」へ行ってみることにしました。
このラジウムの地は湯治場としても有名で、全国各地から沢山の方が足を運びます。
まず、ロビーで女将にお風呂の入り方を説明して頂き、早速晩ご飯へ向かいます。
晩ご飯は、夕方6時と早め。まだ明るい内から野菜中心のご飯を頂きます。和玖はオムライス。

朝に岩風呂にいくことにして、夜は2種類のお風呂をそれぞれに。
(岩風呂の他に5種類の質の異なったラジウム泉があります。)
家の大改装のための大片付けで、「疲れたー」と、早めに就寝。
朝の景色は川の流れと橋の景色でした。

早速岩風呂へ。宿から山道を上っていったところにあります。


もともとこの地域のラジウム泉は冷泉です。冷たい冷泉と熱いお風呂を交互に何度も入ります。静岡からいらしたという一緒になった年配の方は、「歩けなかった腰痛が前回に来たときに、一日中の温泉がきいたのか、1時間歩けるようになったんだよ」。こうしてこの湯治場に皆さんが足を運ぶのですね。

11時ぎりぎりまでお風呂に入ったり、布団で横になったりした後は、
本谷川に沿ってハイキングです。

不老閣の第二駐車場の脇からスタートです。
900メートルと短いコースですが、川を見下ろしながら、山野草を観察しながらと木陰を歩くハイキングは、ゆっくり30分ほど。

昼食は近くの「村松」へ。

ここはうどんが美味しいと評判で、私たちも度々御世話になっているところ。
うどんと天丼のセット、おにぎり、天ぷらうどんを食べました。
(テイクアウトと朝ご飯〈8時から〉は要事前問合わせ)
近くの旅館は素泊まりのコースもあるので、こちらで朝ご飯やハイキングのお弁当を予約しても良いですね。お店に併設した物産店もあります。

それから、本谷川渓谷の川へ!
本谷川渓谷はOn the river 側を流れる塩川の支流になります。
歩いて少し上流の方へ歩いて行きます。
あちこちで、川に降りられるところがあり、水辺でゆっくり時間を過ごすことが出来ます。北杜に引っ越してきたばかりのまだまだ落ち着かない我が家からリフレッシュのために、何度足を運んだことでしょう。
上流の川は、我が家の前を流れる川に比べるとやっぱり澄んでいて綺麗です。
標高も300メートルも上にある分、木陰も涼しい。薄い上着があっても良いくらい。
いつものように、珈琲を淹れ、椅子に座ってゆっくりと。


(途中では年配の方が大きな石の上で一人お弁当を食べていました。その姿、かわいらしく素敵な光景。。)

それから!この川では水晶のかけらを拾うことができます。

増富ラジウムラインは通称クリスタルラインともいうのです。
よく地面を覗いてみると、透き通った小さな石が光っています。
もし、行くことがありましたら、是非足下を探してみて下さい。すぐにキラッとした水晶に出会えるはず。

夕方になりました。
これから、増富の湯(日帰りラジウム温泉)に行って最後のお風呂、、、と行きたいところでしたが、
7才の和玖、話の流れで、バスに乗って家まで一人で帰ることに。。
初めての一人バス、「平」の停留所で降ろして頂くことを運転手さんにお願いして、私たちは車で後から追いかけます。

「平」で小さな感動の再会!でした。

というわけで、私たちの一日旅。
近くに住んでいても、こんなに新鮮な一日。新しい発見でした。

私たちのOne day tripはこれでおしまい。


※他にも
この先には
日本百名山に数えられる瑞牆山(クライミングも盛んに行われています。)
宿泊施設はリーゼンヒュッテ、温泉旅館は金泉閣や津金楼など 
キャンプができる広い芝生広場のみずがき山自然公園 など
(※宿泊施設に私たちも全て伺えていませんが、行ってみたいところです。伺う前に下調べ、問い合わせをお勧めします。)

増富方面ではありませんが、
NICE TIME CAFE(長坂)
仁田平マルシェ
ほたる食堂
SUN. DAYS.FOOD
など食事が美味しいお店もあります。

「美味しい市場」「あけの農さん物直売所」などの道の駅には季節の果物(山梨は果物王国!)も多く販売しています。

On the riverを入り口に、あちこち巡ってみてはいかがでしょうか。